リップルがブロックチェーンではないと言われる理由

リップルブロックチェーンではない」

リップルについてこのように

表現されることがあります。

>>>リップルとは

これはどういうことでしょうか?

リップルと言えば時価総額ランキング

第3位の仮想通貨です。

そして仮想通貨と言えば

ブロックチェーン技術で

支えられているはずです。

それなのに

リップルブロックチェーンではない

と言われます。

今回は

リップルブロックチェーンではないと

言われる理由について解説してみたいと

思います。

リップルはブロックチェーンではない?

リップルはブロックチェーンではない?

リップルブロックチェーンではない

と言われる理由は、

ブロックチェーンと言う言葉の定義

から来ています。

日本ブロックチェーン協会は

ブロックチェーンを次のように

定義しています。

1)「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い、時間の経過とともにその時点の合意が覆る確率が0へ収束するプロトコル、またはその実装をブロックチェーンと呼ぶ。」

2)「電子署名とハッシュポインタを使用し改竄検出が容易なデータ構造を持ち、且つ、当該データをネットワーク上に分散する多数のノードに保持させることで、高可用性及びデータ同一性等を実現する技術を広義のブロックチェーンと呼ぶ。」

引用元:http://jba-web.jp/archives/2011003blockchain_definition

1が狭義のブロックチェーン

2が広義のブロックチェーンです。

専門用語が多くてなんだかわかりませんね。

リップルがブロックチェーンでないと言われる直接の理由

リップルブロックチェーンでない

と言われる理由は上にあげた

1の狭義のブロックチェーンの定義に

反しているからです。

どの部分が反しているのかと言うと

「ビザンチン障害を含む不特定多数のノードを用い」

の部分です。

ビザンチン障害とは合意形成の問題

なのですが、ブロックチェーンで言うと

どのブロックをチェーンに継ぎ足すか

という問題です。

ノードとはこの場合、

パソコンやスマホなど、

ブロックチェーンを利用する端末

のことですね。

わかりやすくいうと、

ブロックチェーンに継ぎ足すブロックを

決めるのに不特定多数のパソコンや

スマホなどを使うということですね。

この「不特定多数」というのがポイントです。

一般的な仮想通貨とリップルとの違い

一般的な仮想通貨で使われる

分散型台帳において、

どのブロックをチェーンに継ぎ足すかを

決めるルールとしてPoW(proof of work)

が使われます。

このルールのことを

マイニングアルゴリズムとか、

コンセンサスアルゴリズムとか

言われます。

>>>PoWによるマイニングをやさしく解説

PoWのルールをカンタンにいうと、

競争して計算をし、

一番早く正解にたどり着いた者が

ブロックを継ぎ足す権利を得る

言うことです。

一方でリップルの場合、

継ぎ足すブロックを決めるルールは

PoWではなく、

PoC(proof of consensus)

と言うルールを使います。

ちなみにリップルで使われている

分散型台帳システムをXRP Ledger

と言います。

Ledgerとは台帳のことです。

PoC(proof of consensus)とは

継ぎ足すブロックを決めるのに、

バリデーターと呼ばれる代表者のうち、

8割が認めたら決定しようというのが

PoCです。

このバリデーターと言うのは

誰でもなれるものではなく、

リップル社が管理しているリストの

中から選ばれます。

不特定多数ではないからブロックチェーンでない

リップルのPoCは特定のノード

継ぎ足すブロックを決めることに

なります。

この点が

狭義のブロックチェーンの定義に

反しているというわけです。

不特定多数ではなく

特定のノードだから

と言うことですね。

リップルはブロックチェーンではないのか

リップルはブロックチェーンではない?

リップルブロックチェーンか否か

というと、ハッキリ言って私は

どっちでもいいと思っています。

日本ブロックチェーン協会が発表した

狭義のブロックチェーンの定義は

ビットコインを念頭に置いています。

じゃあビットコインはこの定義に

反していないのかというと疑問符が

つくと思います。

ご存知かもしれませんが、

ビットコインのマイニングは

いくつかの中国企業に独占

されています。

これらの中国企業が共謀すれば、

ビットコインのブロックチェーン

改ざんすることも可能です。

今のところ問題は起きていませんが、

これは

「不特定多数のノード」

といえるのか?

私は定義などどうでもいいと

思っているわけではありません。

日本ブロックチェーン協会が発表した

狭義のブロックチェーンの定義が

甘いと感じているだけです。

そもそも一国の一団体の定義に

それほど意味があるのかとも

言えます。

ブロックチェーンの団体と言えば

ほかにもブロックチェーン推進協会も

あります。

今後G20などで

ブロックチェーンと言う言葉が

厳密に定義されれば、

言葉の使い方にも慎重になる必要も

出てくると思いますが、

現状ではまだそこまで来ていません。

リップルブロックチェーンではない

とも言えるし、

ブロックチェーンであると言っても

差し支えないと思います。

アナタはどう思いますか?

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